ギャンブルに溺れた母親の借金を背負うトップ女優。全財産を失った娘に母親はヌード撮影を勧め、財閥の男性との結婚を勧める。しかし、婚約が破談に終わるとこれに怒った男性が性上納のデマを流し、娘は海に飛び込んで記憶を失う――。
これは韓国KBS第2テレビの週末ドラマ「美女と純情男」のあらすじ。刺激的な設定がいっぱいだ。今年3月に放送を開始したが、視聴率は10%台と苦戦しており、ヒロインが記憶を失ったまま登場した第16回の放送が18.3%が最高だった。
KBS2の週末ドラマは午後8時に放送され、家族が一緒に楽しめるドラマを目指してきた。しかし、娘にヌード撮影を強要したり、ヒロインを監禁したりと過激な設定が続き、視聴者からそっぽを向かれているのだ。
番組の公式ホームページや視聴者向け掲示板にも批判文が上がってきている。
ある視聴者は「週末の夕方に見てきた心温まる家族の話が懐かしい」「娘を売るなんていうセリフがあり得るのか。作家さん、これ以上醜い姿は見せてほしくない」と書いた。
また、あるネットユーザーはXに「借金騒ぎにヌード撮影、不法撮影、監禁に性関連犯罪が立て続けに起きてストーリーに没入できない。作家は20年前の人かと思う」と厳しく指摘した。
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