韓国のテコンドー道場で館長から虐待された4歳の男児が意識不明となり、母親がSNSで「12日朝まで子どもは普通に幼稚園に行き、水遊びをしていたのに」と悲痛な心情を訴えた。
母親は「脳機能が停止し、顔の血管が破裂。人工呼吸器でやっと延命している」と伝えた。
京畿道楊州市(キョンギド・ヤンジュシ)のテコンドー道場の館長(30代)は12日午後7時半ごろ、道場で男児をマットの間に入れて息ができない状態で放置し、意識不明の重体にさせた疑いで拘束された。
館長は男児が呼吸していないとして救急出動を要請。男児が搬送された後、道場内の防犯カメラの映像を削除したという。
警察は館長を逮捕し、他にも虐待がなかったか捜査。京畿北部警察庁は館長が他の子どもにも暴行を加えたという告訴状を受け付けたという。
このテコンドー道場は既に廃業している。事件の2日後、SNSに「あまりにも胸が痛む残念な状況。何よりも子どもが早く回復することを願うほかない」との立場を明らかにした。
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