2024 年 12月 31日 (火)
ホーム政治タトゥー、規制なく施術…韓国で「特区」設置の動き、医師会反発

タトゥー、規制なく施術…韓国で「特区」設置の動き、医師会反発

ソウルで開かれたイベントでハングルタトゥーを体験する外国人参加者(c)NEWSIS

韓国で最近、医師免許を持っていなくてもタトゥー(入れ墨)施術ができる「K-タトゥー規制自由特区」を一部都市に設ける案が浮上し、医療関係者の間で反発が起きている。

韓国ではタトゥーは若者を中心に広まり、K-POPアイドルの中にもタトゥーを入れる人が少なくない。ただ、医師免許を持たずにタトゥー施術をすれば医療法違反となり、5年以下の懲役または2000万ウォン以下の罰金刑となる。

この状況を打開しようと、タトゥー関連団体「大韓刺青師中央会」は最近、光州(クァンジュ)市にタトゥーの「規制自由特区」の指定を受けてその区域内は規制の対象外とする案を打ち立てた。すでに韓国政府に対し、承認を求める手続きを開始している。

こうした動きに対し、大韓医師協会が反発している。2日に声明を発表して「非医療関係者のタトゥー施術許容は国民の健康権を侵害するもの。決して認められない」として手続きの即時中断を要求している。

(c)NEWSIS

RELATED ARTICLES

Most Popular