韓国で、タクシー乗車中に意識を失って料金を払えず、警察に引き渡された女性が、薬物を使用していたことが判明し、身柄を拘束される事件があった。女性は薬物使用の罪で裁判中だった。
6月18日午前2時ごろ、ソウル市松坡区の警察に、酒に酔ったように、意識がもうろうとした状態の女性が引き渡された。女性から料金を受け取れなかったタクシー運転手が、やむなく警察に助けを要請したのだ。
警察は女性を保護者に引き渡そうと身元を確認しようとしたが、会話が難しい状態だった。しかも、女性は落ち着きがなく、自分の腕と足など身体の一部をしきりに確認するなど、酔っ払いとは異なる様子を見せた。
不審に思った警察が女性の携帯電話番号を照会したところ、3カ月前から薬物使用の罪で裁判中であることが判明した。麻薬捜査チームが女性の同意を得て簡易検査した結果、薬物の陽性反応が出た。女性はその場で逮捕された。
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