2024 年 12月 24日 (火)
ホームライフスタイルビューティーソーシャルディスタンス解除後の体重減量に「赤信号」 (上)

ソーシャルディスタンス解除後の体重減量に「赤信号」 (上)

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新型コロナウイルスで引きこもっていた時より、ソーシャルディスタンス解除で減量がいっそう困難になり、ダイエッターの悩みの種になっている。自宅での食事に比べ外食は味がより刺激的で、カロリーが高いことによるもの――脂肪吸引特化医療機関「365mc」は、こう分析し、外食による体重の増加を防ぐためには献立の構成に気をつけなければいけないと指摘している。

365mcによると、ソーシャルディスタンスにも体重をコントロールしてきたダイエッターたちが、ディスタンスが解除されると、外食や間食の摂取量が増え、かえってダイエットに支障を来しているという。

ダイエッターの生活習慣管理をサポートする行動矯正療法である「365mc写真食事日記」や「一人前献立フォト(インシクタングリム)」 を分析すると、こうした傾向がいっそう浮き彫りになった。

365mcの食物栄養委員会は、ダイエッターたちの日記と献立を分析し、これを解決するためのアドバイスを紹介した。

◇ソーシャルディスタンス解除「急激な行動パターンの変化に適用する時間が必要」

今年のソーシャルディスタンスは3月まで、6人の集まりが可能だった。その後、8人、10人を経て、4月18日から集団の人数制限が完全に撤廃された。各期間別に食事の種類を調査した結果、自宅での食事とダイエットの献立は、解除が進むほど割合が減り、外食の割合が次第に大きくなった。

さまざまな食事形態のうち、ダイエット献立の減少傾向が特に目立った。ソーシャルディスタンス解除前は「自宅での食事、ダイエット献立、外食、配達、間食」のうち、ダイエット献立は33%を占めたが、完全に解除されて以降は29%と4ポイント減った。間食の割合は、解除前と比べて2ポイント増えた。

キム・ウジュン院長によると、ソーシャルディスタンス解除後に集まりや会食が多くなり、外食の割合が増えたものと解析できるという。自宅での食事やダイエット献立は、食べる量を調節できカロリーを計算するのに有利な一方、外食は同じ食べ物でも材料が異なるうえ栄養は少なく、はるかに高カロリーである場合が多いという。

「ソーシャルディスタンス以降に『コロナ太り』という表現が登場し、若者の肥満率増加に対する研究結果が発表されている。ソーシャルディスタンス解除後も、肥満問題は簡単には解消されないだろう。距離を取ることに慣れている人々がそれが解除され、急激な行動パターンの変化に適用するまでは、肥満問題はさらに悪化しかねない」

キム院長はこう懸念を示す。

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