韓国MBNが8月30日、ソウル市松坡区遁村(ソンパグ・トゥンチョン)で6月、交差点で信号待ちをしていた乗用車に、飛んできたアーチェリーの矢が刺さる事故があったと報じた。
乗用車のドアに刺さった矢は、近くの韓国体育大学アーチェリー練習場がある建物の屋上から飛んできたものだった。距離は100mほどあるが、強力な矢の力で運転席のドアに深さ11センチの穴が開いた。
韓国体育大学の学生たちは練習で1日1万発以上の矢を放つという。韓国体育大学側は謝罪し「調節機が誤作動し、矢が飛ばされたミスだ」と釈明した。
似たような事故は2020年6月にも全北全州(チョンブク・チョンジュ)で発生。全州総合競技場の裏側にあるアーチェリー練習場から飛んできた矢が100メートルほど離れたSUVのドアを貫通し、車内にあったチャイルドシートにまで突き刺さった。車には誰も乗っておらず、人身被害はなかった。
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