2025 年 7月 5日 (土)
ホームライフスタイルソウル都心のホテル「1泊6万円」時代へ…客室拡張・価格値上げ

ソウル都心のホテル「1泊6万円」時代へ…客室拡張・価格値上げ

ウェスティンソウルパルナスの1階ラウンジ&バー=パルナスホテル提供(c)news1

1999年に開業し、2024年7月に営業を終了した旧「インターコンチネンタル・ソウル・COEX」が、2025年9月15日に「ウェスティンソウルパルナス(Westin Seoul Parnas)」として再開業する。所有・運営は従来通りパルナスホテルが担い、ブランドはIHG系列からマリオット・インターナショナル系列へと変更された。

これにより、パルナスホテルはIHG系列の「グランドインターコンチネンタル・ソウル・パルナス」と、マリオット系列のホテルを同時に保有・運営することとなる。ウェスティンソウルパルナスは、マリオットのグローバル・ウェルネスブランド「ウェスティンホテル&リゾート」として、都心にいながら静けさとバランスの取れた一日を提供することをコンセプトに掲げている。

最大の変更点は客室構成である。客室数は従来の656室から564室へと約100室減少した一方で、各部屋の面積が拡大された。また、2フロア構成のフィットネスクラブ、1階ロビーのカフェ&バー、最上階の30階に移設された「ウェスティンクラブ」など、施設もアップグレードされている。

価格面では約50%値上げされた。旧インターコンチネンタル時代の客室価格は1泊30万ウォン(約3万1800円)~45万ウォン(約4万7700円)だったが、ウェスティンソウルパルナスでは45万ウォン(約4万7700円)~60万ウォン(約6万3600円)に設定されている。

1999年築の建物であることや、学会などの大規模イベント開催需要を見越した戦略的改装により、客室数を減らしつつ価格を引き上げる方針が取られた。

(c)news1

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