ソウル市民が昨年、1人当たり4.6回文化芸術を観覧し、2020年に比べて36.9%多い平均10万1000ウォン(約1万820円)を支出したことが、ソウル文化財団の「2023ソウル市民文化享有実態調査」でわかった。
調査は市民1万3462人を対象に実施された。年平均文化生活費支出が最も多い階層は、子どもがいる30~40代の既婚女性で、平均15万8000ウォン(約1万7000円)だった。
文化芸術を観覧した人の割合は69.1%で、新型コロナ禍以前の2018年の75.6%水準には及ばなかったが、2020年(63.1%)よりは増えた。
文化芸術活動でオンラインプラットフォームを利用した経験があるという回答者は32.8%に達した。デジタル化傾向によって映画(48.4%)より公演・展示(56.2%)の観覧率が高くなった。
市民が利用する文化空間としては公共文化施設が62.9%と高く、野外公園(19.7%)、図書館(18.5%)などが続いた。
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