2025 年 12月 3日 (水)
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ソウル市、7月以降に婚姻届出した新婚夫婦へ現金100万ウォン支給へ…10月申請開始

7月6日、ソウル市江南区三成洞のCOEXで開かれた「2025秋ウェデックスウェディング博覧会」(c)news1

ソウル市は、2025年7月14日以降に市内で婚姻届を出した新婚夫婦に対し、現金100万ウォンを支給する事業を開始する。結婚や生活に関連した支出を証明すれば、後日、市が夫婦の口座に直接入金する方式だ。結婚初期の負担を軽減し、出産や育児につながる安定した生活基盤を整える狙いがある。

今回の支援は「ソウル特別市出産および養育支援に関する条例」一部改正案が7月14日に公布されたことに基づく。改正により、市長は新婚夫婦の経済的負担を軽減するために結婚・生活費を支援できる法的根拠を得た。関連業務の一部は区庁長に委任することも可能だ。

対象は、今年の2人世帯基準で中位所得の100~150%区間(393万2658ウォン~589万8987ウォン)以下に該当する新婚夫婦を検討中で、最終案を協議している。市はこの事業のため、今年第1次補正予算に100億ウォンを計上した。

支給方式はバウチャーではなく現金。新婚夫婦が結婚や生活準備で支出し、市が運営する出産・育児統合支援オンラインプラットフォーム「モンタング情報万能キー」を通じて証明すれば、支出額に応じて現金が口座に振り込まれる。

ソウル市は今月中に「モンタング情報万能キー」に申請・証明のためのオンラインシステムを構築し、10月から申請受付を始める。市はこの試行事業を通じて新婚期の経済的負担を和らげ、長期的には出産・育児環境の安定につながると期待している。成果を踏まえ、将来的には正規事業化を検討する。

(c)news1

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