
ソウル地下鉄4号線の車内でモバイルバッテリーから煙が発生し、乗客が緊急避難する騒ぎがあった。大きな人的被害は出なかった。
ソウル交通公社によると、8月27日午後10時21分ごろ、4号線不岩山方面行きの列車内で煙が確認された。原因は日本人乗客が所持していたエコバッグの中のモバイルバッテリーだった。
車内は一瞬にして白い煙に覆われた。乗客の一人が消火器を使いバッテリーに向けて噴射し、非常通話装置で運転士に通報した。直ちに総合管制センターが指示を出し、列車は隣接する二村駅に停車。乗客約100人が下車して避難し、駅員が消火にあたった。
この事故で車両に損傷はなく、被害はモバイルバッテリーとエコバッグが焼けた程度にとどまった。
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