2025 年 10月 9日 (木)
ホーム社会ソウル地下鉄・粉ミルク食べた大学生、通報される…「薬物使用容疑」警察が制止

ソウル地下鉄・粉ミルク食べた大学生、通報される…「薬物使用容疑」警察が制止

ユーチューブチャンネル「Lynn’s」(c)news1

ソウル市内の地下鉄車内で粉ミルクを口にしていた大学生が、薬物使用の疑いで警察に制止されるという一件が起き、オンライン上で話題となっている。自身のユーチューブチャンネルに関連動画を投稿した本人は「通報者は同じ学校の同級生かもしれない」と示唆している。

投稿には「〇〇芸大の帰り道、薬物使用者として通報されたVlog」というタイトルがつけられ、10月1日にアップされた。当該大学生は「研究室に向かう途中、地下鉄で突然警察に呼び止められた」「ビニール袋に入った粉ミルクを食べていた姿を見て、誰かが通報したようだ」と説明した。

映像には、警察官が「薬物の疑いで通報があった」と述べて大学生の身分を確認し、所持品の確認と記録、電話番号の照合などを慎重に進める様子が映っている。大学生はその場で「バッグには低血糖対策用の粉ミルクとチョコレートしか入っていない」と説明し、「実際に食べていたのはチョコレートで、粉ミルクは非常食のようなものだった」と強調した。

警察官の1人が粉ミルクを味見し、「美味しいですね」と笑顔を見せる場面もあった。

この映像を見たネットユーザーからは「警察が粉ミルクの確認のために実際に食べたって、面白すぎる」「この人を妬んでた同級生が通報したのでは?」などの反応が寄せられた。

一方で、韓国検察庁の統計によると、2024年の薬物事犯者2万3022人のうち、30代以下が63.6%を占め、特に20代の割合が高い傾向にある。SNSやインターネットを通じた非対面取引の増加により、大学生を含む若年層の薬物へのアクセスリスクは高まっている。

(c)news1

RELATED ARTICLES

Most Popular