今月9~10日に実施されたソウル地下鉄のストライキについて、ソウル交通公社が16日、「ストに参加した民主労総公共運輸労組傘下の4470人に対し、計約7億ウォン(1ウォン=約0.1円)の賃金を12月給与から差し引く」と明らかにした。22日に予告されている第2次ストでも同様の措置を取る方針だ。
ストには▽駅員397人▽乗務本部849人▽技術本部1070人▽車両本部2145人▽本社9人――が参加した。昨年11月30日のストでも公社は参加者2763人の賃金から計3億6000万ウォンを差し引いた。
公社は労組がストで勤務しなかった時間帯の確認を徹底し、決まった時間に勤務しなかった者を所属長が内部システムで記録する。
2次ストに向けては非常対策本部を設置し、代替要員を確保して平日出勤時間帯は通常通りの運行を維持できる見通し。また、退勤時間帯には臨時列車の投入などで市民の足を確保したい考えだ。
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