ソウル市民生司法警察団はソウル交通公社とともに、地下鉄内の違法医薬品販売チラシを根絶するため、チラシの回収・販売者への捜査を進める。
ソウル地下鉄の駅舎やトイレに違法医薬品販売チラシをまく行為は後を絶たない。警察団が試しに、鍾路(チョンノ)3街の地下鉄駅舎で回収したチラシをもとに業者に連絡すると、12分程度で専門医薬品のバイアグラを購入することができた。だが、偽物だった。こうした偽医薬品は成分含量がわからず、心臓まひや脳卒中など深刻な副作用が懸念される。
違法医薬品の販売は薬剤師法第93条で5年以下の懲役または5000万ウォン以下の罰金と規定されている。
警察団はソウル市で運用中の「通話不能誘導プログラム」を使い、チラシを見つけたら連絡先の電話番号を使用不能状態にする。交通公社が違法チラシをパトロールで回収し、警察団はチラシにある電話番号を通話不能状態にした後、通信会社に電話番号停止を要請する段取りを取る。
市はオンラインで流通する違法医薬品販売の電話番号に対しても定期的に検索して通話不能状態になるよう誘導していく。
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