ソウル東部地裁はこのほど、暴行罪に問われたショッピングモール代表(CEO)の女性被告(30)に罰金300万ウォン(約33万円)を宣告した。
判決によると、被告は昨年11月、ソウル地下鉄の車内で自分にぶつかったという理由で被害女性(42)に悪口を言い、手で相手を数回殴った。
被害者が被告を避けて下車すると、被告は続いて降り、プラットホームで暴行を続けた。
被告は公判で「相手が公人である私をちらちら見てカメラで撮影したのでもめた」と主張した。
しかし裁判所は「多数が利用する地下鉄で被害者が被告をしばらく眺めたという理由で有形力を行使したことは正当化できない」と指摘。「被害者が被告をこっそり撮影して肖像権を侵害したと見る証拠もないので、被告の暴行は正当な行為とはいえない」と述べた。
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