韓国で「裸足歩き」のブームが続いている。ソウル市は今秋、ソウル漢江市民公園に裸足歩きの道を造成する計画だ。
ソウル市未来漢江本部によると、市は今年、クァンナル(1.5キロ)、トゥクソム(0.3キロ)、ヤンファ(0.3キロ)、ハンガン公園の3カ所に、裸足で歩く道を造成する計画を推進中だ。事業費は約5億5000万ウォンで、10月末ごろには市民が利用できる見通し。
未来漢江本部の関係者は「もともと5月までに造成を終えて開放する予定だったが、道をもっと長くしてほしいという地域住民の要請があり、設計を7月まで伸ばした」とし、「10月末から11月初めごろには、市民も漢江公園で裸足歩き道を利用できる」と話した。
未来漢江本部の既存の土道と排水体系を整備し、洗足場などの利用施設を設置する。特に夏場の豪雨による浸水の恐れがあるクァンナル・トゥクソムには、排水がよくできるまさと(太い砂)を、浸水の恐れが比較的低いヤンファ漢江公園には、黄土道を造成するなど、多様な活用の仕方を検討している。
素足歩行は、ストレス緩和と血液循環に大きく役立つとされ、SNSなどで素足歩行をテーマにしたコンテンツが人気を集めている。裸足歩きの別名「アーシング(earthing)」から、愛好者は「アース族」と呼ばれている。
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