
ソウルで発生した「モーテル連続殺人事件」のキム・ソヨン被告の過去の行動が明らかになり、波紋が広がっている。
関係者の証言によると、被告は中学時代から窃盗を繰り返し、最終的に中退。その後、検定試験を経て高校に進学したものの、同級生の所持品を盗んで中古取引サイトで販売したことが発覚し、再び退学したとされる。
さらに、青少年支援施設に入所した後も同様の行為を繰り返し、退所措置を受けたという。
周囲の証言では、被告は人間関係のトラブルを引き起こす傾向があり、アルバイト先でも対立を招き、同僚が辞める事態があったとされる。また、知人に男性を紹介するよう求めるなど遊興的な生活を続ける一方で、「男性は自分の体しか求めない」といった発言を繰り返していたという。
オンラインで知り合った男性に食事や贈り物を要求する行動も常態化していたとされ、金銭的な問題を理由に同情を誘う場面もあったとの証言もある。
この事件では、2026年1月と2月にソウルのモーテルで20代男性2人が相次いで死亡。いずれも体内から向精神薬が検出され、防犯カメラの映像から被告が直前に接触していたことが確認された。
警察は、処方薬を飲料に混ぜて男性に飲ませ、意識を失わせる手口で犯行を重ねたとみている。2025年末以降、少なくとも6人が被害に遭った可能性がある。
被告は「望まない身体接触を避けるためだった」と供述し、殺意は否認しているが、2件目の死亡は捜査開始後に発生していたことも明らかになっている。
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