韓国で最も住みやすい都市は首都ソウル、第2都市の釜山ではなく世宗市であることが調査でわかった。
韓国地域経営院は10日、5領域30指標のデータを総合分析し「全国地方自治体の持続可能な都市順位」を発表した。
順位は韓国の基礎市郡区の計228の行政区域を対象に人口、経済・雇用、教育、健康・医療、安全など五つの領域と関連した客観的・定量的な指標に基づいて評価した。
世宗市は人口規模、人口成長率、出生率、平均年齢と関連した指標を土台に評価した人口部門でトップに上がり「暮らしやすい都市」1位となった。
何より世宗市の1人当たりの平均所得が目を引く。世宗市はソウル市龍山(ヨンサン)・瑞草(ソチョ)・江南(カンナム)・松坡(ソンパ)区といったいわゆる「金持ちの街」に続き、同部門5位となった。経済・雇用部門でも4位に名前を上げた。
2位は京畿道水原市(キョンギド・スウォンシ)だった。水原市は2022年1月から特例市に分類され、住民自治権と福祉が強化されたことがある。3位は全羅北道南原市(チョルラブクド・ナムウォンシ)で、特に教育省門で112.7点という高い点数を記録した。教育省門には幼稚園と小・中・高校インフラ、教員1人当たり学生数などが含まれる。
これに▽4位=大田市儒城区▽5位=ソウル市松坡区▽6位=忠清南道牙山市▽7位=京畿道平沢市などが続いた。
(c)MONEYTODAY