
ソウルの集合住宅の遊び場で、中学生がおもちゃのナイフを振り回して小学生たちを脅す事件が発生。止めようとした住民に対し、母親が「遊んでいるだけなのに何が悪いのか」と反論し、周囲をあ然とさせた。
韓国のオンラインコミュニティ「ボベドリーム」に9月、「中学生がナイフを振り回していたので取り上げました」というタイトルの投稿が掲載された。
それによると、投稿者の男性が4歳の子どもと住宅の遊び場へ行くと、中学2年の男子生徒がナイフで木を突き刺したり、小学生たちを脅したりしていた。
男性が注意すると、中学生は「おもちゃなのに、なんでそんなこと言うんですか」と反発。「お母さんに電話して代わって」と言うと、中学生は母親に電話をかけて状況を説明した。
代わって電話に出た男性に母親は「おもちゃで遊んでいるだけなのに、どうして文句を言うのか」と逆ギレ。「子どもをしかるべきだ。刃物を持つことは非常に敏感な問題だ」とたしなめると、母親は「近所同士でなぜそこまで言うのか。子どものやっていることで」と軽く受け流そうとした。
男性は警察に通報したが、警察は「特に問題になる行為ではない」として消極的だったという。
ネット上では「おもちゃだろうが何だろうが、人を脅す行為そのものが問題だ」「通報して正解だ。いずれ本物の刃物を持ち出すかもしれない」といった非難の声が相次いだ。
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