ソウル市内で昨年、車の通行速度が、前年より遅くなったことが判明した。都心走行速度を規定した「安全速度5030」政策の施行が理由とみられる。市内で最も渋滞していた道路は鍾路(チョンノ)区郵政局路(ウジョングクロ)だった。
ソウル市が505カ所の道路車両通行を分析し、「2021年ソウル車両通行速度分析」を作成した。
それによると、昨年の都心通行速度は時速23キロ。これは前年の時速24.1キロに比べて時速1.1キロ遅くなった。都心通行速度は時速19.7キロで前年比時速0.8キロ、外郭通行速度は時速23.1キロで前年比で時速1.2キロ遅くなった
車両の徐行や渋滞が多かった鍾路区郵政局路は、集会が多く、業務施設が密集しているため、通行速度は時速18.7キロ。
ソウル市側は「安全速度5030の施行などで通行速度が全般的に遅くなった」と分析している。
「安全速度5030」は都市部幹線道路では時速50キロ以内、裏面道路では時速30キロ以内に速度を制限する道路交通法上の施行規則。昨年4月17日から実施されている。
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