今回のコミュニティストアの目的は「地域共生」で、若者客を市場に呼び戻すのが狙いだ。
「京東市場地域共生基金」を設立し、店舗で販売するすべての商品について一つ当たり300ウォン(約30円)を積み立てる。この基金を通じ、地域インフラの改善や市場関係者へのスターバックスのバリスタ採用のチャンスを提供するなど、共生活動を展開する計画だ。
スターバックスの新しい試みは、内部インテリアからも感じられる。売り場に入ると、正面に見える注文台の上板はリサイクル品で、捨てられるタンブラーを破砕して作ったものだ。
京東1960店が位置するのは、もともと劇場のあった場所。劇場独特の雰囲気もそのまま生かされている。売り場の入口は、劇場当時のものをそのまま活用し、家具は茶色にして木製のものを数多く使用している。
劇場の照明を設置した木造の天井はそのまま残し、映写室のあった場所は従業員の休憩スペースとして活用している。
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