2025 年 12月 7日 (日)
ホーム社会ソウルの会社員、平均月給50万円で全国1位…最も低いのは済州の34万円

ソウルの会社員、平均月給50万円で全国1位…最も低いのは済州の34万円

ソウル清渓川で、昼休みに木陰で休憩する会社員(c)news1

韓国のソウル市で働く会社員の平均月給が476万5000ウォン(約49万8876円)に達し、全国で最も高い水準であることが分かった。全国平均は421万5000ウォン(約44万1041円)だった。

雇用労働省が9月30日に発表した「4月の市道別賃金・労働時間調査」によると、4月時点で常用労働者1人以上を雇用する事業所の労働者1人当たりの賃金総額は全国平均で421万5000ウォン(約44万1041円)だった。

ソウルは476万5000ウォン(約49万8876円)と最も高く、情報通信(IT)、金融、専門科学技術業などの高賃金産業が集中していることが要因とされる。これに続いたのは蔚山の475万ウォン(約49万7827円)で、自動車、造船、化学など大規模製造業の集積が平均を押し上げた。一方、宿泊・飲食業など低賃金サービス業の割合が大きい済州は327万9000ウォン(約34万3301円)で、最も低かった。

前年と比べた賃金上昇率では仁川(5.8%)、全南(5.7%)が高く、光州(1.5%)、済州(1.6%)は低調だった。消費者物価を考慮した実質賃金総額でもソウルと蔚山が全国平均を上回り、実質賃金上昇率は仁川(3.6%)、全南(3.4%)が高い一方、光州(-0.4%)、全北(0.0%)は停滞または下落した。

同調査で明らかになった労働時間は、全国平均で月174.2時間だった。中でも忠南(178.8時間)、慶南(178.6時間)は製造業の割合が高く、勤務時間が最も長かった。サービス業が中心の済州(168.7時間)、大田(169.3時間)は比較的短かった。

(c)news1

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