ソウルに住む乳幼児や小学校低学年の親の半分以上が、専門家との相談が必要な「ストレス高危険群」であることがわかった。また、父親よりは母親、低所得だったり若い親ほどストレス指数が高かった。
ソウル研究院の「ソウル市における養育者の養育ストレスや精神健康実態と政策方向」報告書によると、ソウル在住の乳児期の親のうち58.3%が「ストレス高危険群」だった。幼児期の親の52.4%、小学校低学年の親の50.7%も同様に専門家との相談が必要な状態だった。
今回の調査は昨年9~10月、ソウルに居住する養育者(満0~9歳の両親)555人を対象に実施した。研究チームは12問の質問に対して5点満点でアンケートを取り、総合点数が高いほど養育ストレスが高いと判断した。計60点満点で36点以上の場合、高危険群に分類した。
まず、母親(37.3点)が父親(33.6点)より養育ストレスが高かった。ストレス高危険群である母親の割合は62.3%なのに対し、父親は46.5%に止まった。養育者の年齢が低いほど深刻なストレスを抱えているという結果も出た。20~29歳の親のストレス点数は38.1点で最も高く、30~39歳は36点、40~49歳は34.3点に下がった。ただ、50~59歳(35.1点)は体力的負担などでやや高かった。
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