
ソウル市内のコンビニエンスストアで10月22日夜、アルバイト店員を装った男が現金約45万ウォン(1ウォン=約0.11円)を盗む事件が発生した。
JTBC「事件班長」によると、いつものアルバイト店員が休んだため、店主は求人アプリで一日限りのアルバイトを雇った。
午後11時ごろ、夜勤を担当する店主が店に到着すると日雇いバイトはおらず、異変を感じてレジを確認したところ、2つあるレジの現金が全て盗まれていた。
監視カメラ映像には、同日午後10時半ごろ、ポニーテールの男がやって来て、日雇いバイトに「次のシフト担当者だ」と名乗って業務を引き継ぐ様子が映っていた。
男は接客業務を一通りこなし、レジの操作も自然で、いかにも「店員らしい」振る舞いをしていた。
日雇いバイトは、男から「一人で作業したほうが楽だから、早く帰っても大丈夫」と何度も促された。働くのが一回限りの店で交代者の顔を知らなかったこともあり、疑うことなく店を後にしたという。
その後、男はレジの現金40万ウォンを抜き取ったほか、自分の交通カードに5万ウォンをチャージして立ち去った。店主の到着はその5分後だった。
店主は「男は求人アプリで日雇いバイトの勤務日をあらかじめ確認していたのかもしれない」とみている。
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