ソウル市教育庁が今年2校で試験的に実施中の「学校朝ごはん」事業の拡大が予算不足で危機に陥っている。
教育庁は3月から高校と中学各1校で試験的に実施している「ソウル型モーニングミール」を来年は10校に拡大する計画だった。事業に必要な来年の予算は約2億6000万ウォン(1ウォン=約0.11円)だ。
しかし、ソウル市教育庁関係者はnews1の取材に「拡大したいが、来年度の財政があまりにも厳しく予算を付けられない。現在の2校では反応が良いのだが」と説明した。
来年、全国17の市・道の教育庁に交付される地方教育財政交付金は今年より6兆9000億ウォン減る見通し。ソウル市教育庁の普通交付金も今年より1兆1000億ウォン減った5兆3000億ウォンになるとみられ、そのあおりでソウル型モーニングミールの事業予算が削られたかたちだ。
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