2026 年 3月 28日 (土)
ホーム経済流通ソウルの「国際電子センター」復活…体験型×推し活で空き店舗ゼロに

ソウルの「国際電子センター」復活…体験型×推し活で空き店舗ゼロに

国際電子センター(c)NEWSIS

ソウル市瑞草区にある国際電子センターが、再び注目を集めている。かつてはゲーム機販売の拠点として知られた施設が、現在はフィギュアやカプセルトイ、キャラクターグッズを扱う店舗が集まるサブカルチャーの拠点として再生し、空き店舗がほぼない状態となっている。

平日昼間でも館内には多くの人が訪れ、カプセルトイの機械の前には人だかりができるなど、若者やカップル、家族連れ、外国人観光客でにぎわっている。来訪者からは、実際に商品を見て選べる楽しさや、複数店舗を比較できる利便性が評価されている。

こうした人気はデータにも表れている。韓国不動産院によると、周辺エリアの商業施設の空室率が一桁台にとどまる一方、近隣の他地域では3割を超えるケースもあり、同施設の集客力の高さが際立っている。関係者は「ここ1〜2年でフィギュアやカプセルトイ関連の店舗が急増し、事実上空き店舗はなくなった」と話す。

背景には「推し活」に代表されるファン消費の拡大があるとみられる。コンテンツを楽しむだけでなく、関連商品を所有したいという需要が購買行動を後押ししている。

また、SNSによるトレンド拡散や、手頃な価格で満足感を得る「スモールラグジュアリー」志向も影響していると分析される。

実際、サブカルチャー関連市場は景気低迷の中でも成長を続けており、関連施設の売り上げが数年で大きく伸びた例も報告されている。業界では、アニメやゲームのファン層が今後の流通市場を支える重要な消費主体になるとの見方も出ている。

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