2025 年 2月 21日 (金)
ホーム社会ソウルに2店目「倉庫型ディスカウントショップ」…自営業者向け「大容量」が充実

ソウルに2店目「倉庫型ディスカウントショップ」…自営業者向け「大容量」が充実

トレーダースホールセールクラブ麻谷店(c)news1

ソウル市江西区麻谷(マゴク)に、倉庫型ディスカウントストア「トレーダースホールセールクラブ」がオープンした。全国23店舗目で、ソウル市内では2019年の月渓(ウォルゲ)店に続く2店舗目となる。

麻谷店はソウル江西地域初の倉庫型ディスカウントストアで、店舗面積は1万1636平方メートルと最大規模を誇る。開店日には多くの来店客が訪れ、限定ウィスキーの購入のために300人が列を作った。バンダイナムコの「ガンダム」関連商品も人気を集めた。

店内は天井高6メートルの開放的な空間で、4500種類の商品を扱うトレーダースの中でも3100種類以上を展開。自営業者向けの大容量商品が充実しており、精肉・水産・デリコーナーでは調理の様子を透明ガラス越しに確認できる。

商品価格はオンライン最安値と比較しても競争力があり、カフェではピザやパスタなどが一般の飲食店の半額程度で提供される。店内には案内板やセルフレジが設置され、利便性を向上。また、ノーブランドやゴンチャなどの店舗が併設されている。

高インフレを背景に市場が拡大し、2024年のトレーダースの売り上げは前年比5.2%増の3兆5000億ウォン、営業利益は59%増の924億ウォンに達した。麻谷店の商圏は半径6キロ圏内に約120万人が居住し、交通の要衝であることから、今後3年以内に売り上げ上位店舗となると見込まれている。

トレーダースは会員登録不要で利用できる点がコストコとの大きな違いであり、今後も新店舗を増やし、親会社イーマートの成長を牽引する。2025年には仁川市の九月洞にも新店舗を開店する計画だ。

(c)news1

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