ソウル市は新たな観光ランドマークとして、「ソウルムーン」という巨大な係留式ガス気球を23日から汝矣島公園で正式に運営開始する。この気球は、地上130メートルの高さからソウルのスカイラインを一望できる観光施設で、フランスのエアロフィルサス社が製造した「エアロ30アンドシー」モデルを使用している。ヘリウムガスを利用して浮かび、夜間観光の新たな名所として期待されている。
ソウルムーンは月曜日を除き、毎日正午から午後10時まで運営され、乗船料金は大人2万5000ウォン(約2250円)、小人と高齢者は2万ウォン(約1800円)。乗船前には安全教育が義務付けられており、専用予約ページや現地で予約が可能だ。気球は最大15人まで乗船可能で、130メートルまでの上昇中には、漢江、汝矣島のビル群、国会議事堂、南山、北漢山など、ソウルの主要なランドマークを一望できる。
ソウル観光財団のクム・チャンフン観光資源開発チーム長は「この気球が63ビルやソウルスカイ展望台とは異なり、風を感じながらソウルの景色を楽しめる特別な体験を提供する。昼夜や季節ごとに異なる風景も楽しんでほしい」と語った。
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