
ソウル市江南区に「ウェスティン・ソウル・パルナス」(The Westin Seoul Parnas)がこのほど開業した。運営元のパルナスホテルは開業を前に記者懇談会を開き、ヨ・インチャン代表が「忙しい日常でも心身のバランスを取り戻す都市型ウェルネスを新たに提案する」と語った。
同ホテルは、従来の「インターコンチネンタル・ソウル・コエックス」を全面改装しリブランドした施設。これによりパルナスホテルは、インターコンチネンタルと米国大手ホテルチェーンのマリオット・インターナショナル傘下ブランドであるウェスティンの2ブランドを同時運営する国内初の企業となった。
「ウェスティン・ソウル・パルナス」は計564室を備え、全室にウェスティンのシグネチャー寝具「ヘブンリーベッド」を導入。最上階30階には国内最大規模となるクラブラウンジ「ウェスティンクラブ」を設け、144室のクラブフロア客室利用者が特典を受けられる。ラウンジは702㎡の広さで149人が同時利用可能。全面ガラス窓越しに漢江や宣靖陵を望むパノラマビューを楽しめる。
館内には6000㎡以上の面積を誇る2フロアのフィットネスクラブ「コスモポリタン」があり、伊フィットネスブランド「テクノジム」の最新マシンやゴルフスイング解析機、AR基盤のパッティング練習設備を備える。
ダイニング施設は、多国籍料理を提供するビュッフェ「オン:テーブル」、日韓中印アラブの料理を一堂に揃えた「アジアンライブ」、シグネチャーラウンジ&バー「ザ・ログ」を揃える。
また、国内ホテル業界で初めてデジタル顧客体験(DCX)モデル「スマートバトラー」を導入。利用者はQRコードを通じて客室制御やインルームダイニングの注文、フィットネスやレストランの混雑状況の確認などを一括でできる。
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