ソウル市消防災難本部はこのほど、2024年度の「ナイスボディー消防士希望分かち合いカレンダー」の販売収益金と寄付金など計約9600万ウォン(約1070万円)を社会福祉法人「翰林火傷財団」に渡した。低所得火傷患者の支援に使われるという。
カレンダー製作には、13人の現職消防士と写真作家のオ・ジュンソク氏らが参加した。今年はカレンダーのほかにダイアリーも販売した。
寄付金集めには、カレンダーを購入した市民と社会福祉共同募金会連合募金、LGツインズ球団などが参加した。LGツインズ球団所属のコ・ウソク選手は2022シーズンに続き、2023シーズンにも1セーブ当たりカレンダー10個に該当する金額寄付で参加し、球団も同好会連合などを通じて寄付金を集めた。
翰林火傷財団によると、これまでナイスボディー消防士の希望分かち合いカレンダー事業を通じて、財団が支援した患者は計249人で、主に経済的に困難を経験した重症火傷患者だ。
カレンダーはこの10年間で10万9856部が販売された。収益金や寄付金など計10億9000万ウォン余りが集められ、同財団に寄付されてきた。
ソウル消防災難本部のファン・ギソク本部長は「今後もソウル消防は、私たちの社会の安全を守る任務を全うしながら、共に分かち合い文化の拡散に引き続き寄与していく」と語った。
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