韓国行政安全省と移動通信3社は10日、「パス(PASS)」アプリを通じた「住民登録証モバイル確認サービス」を開始した。プラスチックの住民登録証と同じ効力を持つもので、スマートフォンさえあれば、コンビニ、映画館、空港などで身分確認ができるようになった。
パスアプリ利用者は現在、3600万人。同様の運転免許確認サービスは2020年6月に始まっており、既にパスモバイル運転免許確認サービスは470万人が利用している。
モバイル住民登録証はコンビニ、映画館CGV、食堂など日常生活で成人の確認はもちろん、国内線空港や旅客ターミナルでの身分確認に利用できる。
住民センターなどの役所でも利用できる。苦情書類の受付、資格認定証書発給を受ける際にも使うことができる。ただ、住民登録が抹消されたり、実物住民登録証を紛失したりした場合にはサービスを利用できない。
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