
韓国でスイーツ「ドバイもちもちクッキー(通称:ドゥチョンク)」ブームが冷める気配を見せていない。ドゥチョンク人気を受け、食品業界各社が類似商品を相次いで投入しており、一部商品では開店前から並ぶ「オープンラン(開店同時ダッシュ)」が発生するほどの熱狂ぶりだ。
スターバックス コーヒー コリアは1月30日、ドゥチョンクに着想を得た新商品「ドバイもちもちロール」を発売した。スターバックス リザーブ光化門(クァンファムン)店やスターフィールドCOEXモール店、聖水(ソンス)駅店など、ソウル市内の主要6店舗において各店44個限定で販売を開始した。
これら6店舗では早朝から開店待ちの列ができ、1人2個までの購入制限が設けられたものの、販売開始から約10分で完売した。スターバックス関係者は「夜明け前から列ができるとは思わなかった」とし、「カダイフ(細麺状の生地)の調達が困難なため、当面は増産予定はない。話題性の推移を慎重に見極める」と語った。
スターバックスは2月中旬から、ドバイチョコレートをテーマにしたドリンク「アイス ドバイチョコレート抹茶」「アイス ドバイチョコレートモカ」の2種も投入する。
ドゥチョンク旋風は、多様な派生デザートの誕生につながっている。「ワッフル大学(Waffle Univ)」は2月4日に「ドバイチョコワッフル」やジェラートカップなど4種を発売すると告知した。
新世界(シンセゲ)フードは、ピスタチオペーストとカダイフを詰め、チョコレートをかけた「ドバイチョコクロワッサン」を開発。また、「ヨーグルトパープル(Yogurt Purple)」は「ドバイもちもち薬菓(ヤックァ)クッキー」や「ドバイチョコたい焼き」などへラインアップを拡張した。
ダンキンは、従来の「ドバイスタイル・チョコドーナツ」に加え、「ドバイ風もちもちマンチキン」を新投入。オリオン(Orion)は「ホットブレイク もちもちクッキーバー」を、SPCサムリプは「ドバイ風サクサクパイ」などを発売した。
入手困難な地域では、自作を楽しむ人々を指す「ドゥチョングリ」や、大量に手作りすることを冬の備えになぞらえた「ドゥチョンクのキムジャン」といった新語も登場。特に在外韓国人がSNSで自作レシピを共有し、流行を後押ししている。
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