2025 年 4月 30日 (水)
ホーム社会サービスのドーナツなのに「もう1個ください」…韓国・中古取引で「非常識要求」が波紋

サービスのドーナツなのに「もう1個ください」…韓国・中古取引で「非常識要求」が波紋

(c)news1

韓国における中古品の個人取引で、おまけとしてドーナツを渡したところ「子どもが2人だから2個欲しい」と当然のように要求してきた購入者のエピソードが波紋を呼んでいる。

あるオンラインコミュニティに19日投稿された内容によると、投稿者は定価3万ウォンを超える新品の商品を中古取引アプリに2万ウォンで出品。7人から連絡が来たが、その中で「すぐに行く」と言った人物との取引を決めたという。

投稿者は「私は普段から取引時に購入者へ飲み物やお菓子などのおやつをサービスで渡している」と語り、「この日も取引に来た40代くらいの女性に、2500ウォンのドーナツを1つ渡して『サービスです、どうぞ』と手渡した」と振り返った。

ところが、その女性は自身の車を指差し「子どもが2人いるから、2個ください」と当然のように要求してきたという。

投稿者は「あまりに堂々としていて一瞬言葉を失った」と驚きを語り、「私は業者でもドーナツ屋でもなく、家の前で個人的に取引しているだけ。自分が何個持ってるかもわからない状況で、当然のように2個くれというのは、どう考えても常識外れだ」と憤った。

それでもドーナツを返してもらうのも気が引けたため、「これは高価なものなので1つだけしかお渡しできません。サイズも小さくないので、お子さんたちに半分ずつ分けてあげてください」と伝えた。

すると女性は投稿者の目の前で車のドアを開け、「2人で分けて食べなさい」と子どもにドーナツを渡したが、子どもたちは「全部食べたい」と駄々をこね始めたという。

投稿者は「7~8歳くらいの子ども2人だったが、親なら“分け合う”ということを教えるべきでは?」と苦言を呈し、「お金をもらう前にずっとイライラしている子どもたちの対応をしていて、こっちは取引を早く終えたいだけなのに、お母さんはお金も払わずにイライラしていた」と当時の状況を伝えた。

ついに我慢の限界に達した投稿者が「いつまで待てばいいんですか。早くお金ください。サービスまで差し上げたのに不愉快です」と告げると、女性は無言で金を渡し、投稿者を睨みながらその場を去ったという。

投稿者は「これまで中古取引ではよく差し入れをして感謝されたし、私に関するレビューも良かった」と述べ、「礼儀正しくやってきたが、こういう“非常識な人”に一度でも会うと、中古取引自体が嫌になる。大人の手のひらほどのドーナツ1つを兄妹で分けられず喧嘩になるのは、家庭教育の問題ではないか」と怒りをにじませた。

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