
韓国で赤い帽子をかぶったサンタの人形に激しくほえかかるマルチーズの動画が注目を集めている。この子犬は京畿道華城市(キョンギド・ファソンシ)の違法繁殖場から救出された保護犬だ。
京畿道・富川市(プチョンシ)のイージー動物医療センターは7月30日、インスタグラムにマルチーズの子犬の動画を投稿した。子犬は、サンタの人形がボクシングをしているような動きをすると気に入らない様子でほえ始めた。

時折、病院スタッフをちらりと見て助けを求めるような仕草をし、見る者の心を和ませる。動画には「No Santa(サンタは嫌だ)」という字幕と「もうサンタなんて信じない」というユーモラスな説明が添えられている。
このマルチーズは2023年に京畿道が摘発した華城市内の違法繁殖場から救出された子犬の1匹。京畿道は当時、施設から約700匹の犬を保護し、そのうち450匹以上が里親に引き取られている。
センターの院長であるチェ・チュンギ獣医は「保護された犬たちを当院で引き取り育てている。犬と一緒に出・退勤することで仕事の満足度や幸福感も高まっている」と話している。
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