2024 年 11月 26日 (火)
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サムスン雇用、年間6000人追加…8万人直接採用

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韓国の大手企業サムスンが24日、今後5年間の直接採用の規模が8万人になると明らかにした。サムスンの1年間の雇用規模が1万人のレベルという点を考慮すれば、これに毎年6000人を追加採用することになる。

計画案に系列会社の新規採用だけでなく、人材養成プログラムも多数含まれている。財界関係者は、国家課題である青年雇用問題解決に向け、同社が韓国の代表企業としての責務を果たそうとする意志が表れていると評価している。

サムスンは、第4次産業革命の基盤となる核心事業を中心に採用規模をさらに拡大する方針を明らかにした。計画の詳細は明らかにされていないが、内部需要を勘案すれば半導体とバイオ、ディスプレイ分野で採用が集中しているとみられる。

財界関係者は「サムスンが予告する雇用は、規模の持つ意味が大きいが、未来産業で創出されるという点で格別のものがある。国家の能力と直結する部分」と話している。

財界全般で随時採用が拡大する傾向とは異なり、公開採用制度を維持するという計画を明らかにした点も目につく。

公開採用制度を維持している企業は5大グループの中でサムスンが唯一だ。現代自動車グループは2019年から、LGグループは2020年から、ロッテグループは昨年上半期から定期公開採用をなくし、随時採用に転換した。SKグループも昨年を最後に公開採用を中止した。

サムスンは、教育プログラムを通じて若者たちの革新的な能力を育て、市場内の人材プールを拡大するという。同時に中小企業との共生を強化し、採用市場のパイも育てる。サムスンは、この部門の成果と国内投資360兆ウォンを含め、5年間で107万人の雇用誘発効果を出せると推算している。

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