韓国サムスン物産のファッション部門をはじめ、Handsome、新世界インターナショナルなどファッション大手が今年第3四半期に好実績を収めた。輸入・ラグジュアリーブランド商品の需要が増えたためだ。
サムスン物産ファッション部門は今年第3四半期、前年同期比25.6%増の4710億ウォンの売り上げを記録した。営業利益は290億ウォンで70.6%増えた。
サムスン物産関係者は「季節的オフシーズンの影響で第2四半期対比実績が多少下落したが、輸入商品とオンライン好調、SPA部門改善などの影響で前年同期対比実績が跳ね上がった」と説明した。
先月末のブランド別の前年比増加率を見ると▽アミ60%▽メゾンキツネ40%▽ルメール40%▽トムブラウン20%――などで、新名品ブランドが売り上げ成長を牽引した。
現代百貨店グループのファッション系列会社Handsomeは、第3四半期の連結基準で326億1800万ウォンの営業利益を達成した。前年同期比2.5%増加した規模だ。同期間の売上高は15.2%増の3414億4200万ウォンと集計された。
Handsomeは女性キャラクター(19.7%)、紳士服(17.0%)、ライセンス(19.2%)、輸入編集ショップ(19.5%)を中心に好調を見せ、売り上げが増加した。「ランバンブラン」「アワーレガシー」など新規ラグジュアリーブランドの立ち上げ費用が反映されたにもかかわらず、オン・オフライン売り上げ増加で営業利益が増えた。
新世界インターナショナルも第3四半期に好成績を収めた。新世界インターナショナル第3四半期の連結基準売上高は3875億ウォン、営業利益は242億ウォンで、前年同期比それぞれ10.6%、71%増加した。これは第3四半期基準で史上最大の実績でもある。
特に、ブルネロ・クチネリ、クロムハーツ、アレキサンダーワングなど、固定客層をしっかり保有しているブランド品が売り上げを牽引し、ファッション売り上げが2桁の伸び率を記録した。
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