2025 年 6月 28日 (土)
ホーム社会ゴッホ展、見たい絵を自由に見られるはずが…韓国・美術館の案内ミスで“割り込み”騒動

ゴッホ展、見たい絵を自由に見られるはずが…韓国・美術館の案内ミスで“割り込み”騒動

2024年11月22日、ソウルで開催された「不滅の画家ゴッホ展」メディア公開イベント(c)news1

「自分のペースで自由に見学できる(自律観覧)」と案内された美術館で、列を離れて鑑賞していた観覧者が「割り込みだ」と他の来場者から非難されたエピソードが韓国のネット上をにぎわせている。

ある観覧者が22日、オンラインコミュニティに「美術館でこんなことで非難されるのか」というタイトルの投稿をした。

投稿者は大田市(テジョンシ)で開催された「ゴッホ展」の最終日に訪れ、大混雑のなか、1時間待って入場した。

館内は多くの観覧客が列をつくって鑑賞していたが、会場入り口には「列に並ばない自律観覧」という案内が明示され、スタッフもそう説明していた。

だから投稿者は「見たい作品が決まっていたのでスタッフに確認した上で列を外れた」という。

ところが近くにいた女性が「なんで割り込むの?」とつぶやき、同行者の男性も「何してるんだ?前に立つな」と激しく非難した。

投稿者は「スタッフにも確認した」と説明したが、相手は納得せず、スタッフが駆け付ける騒ぎになった。

ネット上では「自分たちが勝手に並んでいただけ」「割り込み扱いするのはおかしい」「韓国以外で美術館で列をなして鑑賞する文化はあまりない」と擁護する意見が相次いだ。

一方で「混雑しているなら列を守るのがマナー」「自律観覧といっても秩序ある行動は必要」「会場の案内が不十分だったのが原因」という指摘も見られた。

(c)news1

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