韓国で新型コロナウイルス感染が静まり、外部活動が活発になり、昨年の娯楽・文化、飲食・宿泊支出が増加した。
一方、家庭で使われる食料品・非主流飲料、家庭用品・家事サービスなど支出は小幅の増加に止まった。物価上昇の影響もあり、実質支出はむしろ減少したと言える。
統計庁・国家統計ポータル（KOSIS）によると、昨年の月平均家計支出（名目、1人以上）は380万9765ウォン（1ウォン＝約0.11円）で、前年比6.1％増加した。このうち、非消費支出を除いた消費支出は月平均279万2035ウォンで前年比5.8％増えた。
項目別支出は娯楽・文化が20万695ウォンで、前年比18.9％増え最も高い増加率を記録した。交通費は33万9974ウォンを支出し、前年比7.6％増えた。飲食・宿泊支出も42万6911ウォンで同期間7.6％増加した。
新型コロナウイルス感染の収束で、政府の社会的距離拡大戦略が解除され、野外活動が増えたことが関連項目の支出増加につながったものと見られる。
(c)news1
