韓国最大のオンラインオークション「Gマーケット・オークション」は、この1カ月(3月11日~4月10日)の海外旅行商品のビッグデータを分析した結果、2019年度同期比航空券と現地ツアーの販売が大幅に増加したと発表した。新型コロナウイルス感染で閉鎖されていた空路が再び開かれ、長距離海外旅行の需要が急増している。
海外航空券の販売は8倍以上(876%)急増した。海外現地ツアー商品も7倍(781%)以上伸びた。一方、同期間の国内航空券の販売量の変化は3%台にとどまった。
Gマーケット・オークションは「海外旅行をしたい気持ちを埋めようという補償心理が積極的に反映されたものとみられる。先延ばしにした新婚旅行や親孝行旅行の需要も一役買ったものとみられる」と説明した。
同期間の海外航空券の販売順位を見ると、▽カンボジア▽ロサンゼルス▽ハワイ▽バンコク▽バンクーバー▽トロント――の順だった。新型コロナの国内感染以前は▽大阪▽ダナン▽福岡――などの人気が高かった。
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