2024 年 5月 20日 (月)
ホームライフスタイルコマースが進化…「レビュー・いいね・芸能ウェブ」で売る時代 (上)

コマースが進化…「レビュー・いいね・芸能ウェブ」で売る時代 (上)

スマートフォンで見るコマースプラットフォーム©NEWSIS

韓国のコマースのあり方が変化している。企業から消費者への販売方向が転換されて、消費者フレンドリーな方法でコマースが拡張されているようだ。単純に販売のみに力点が置かれていた時代から、どのように販売するか、という点が重視されるようになったのだ。

ホームショッピングからソーシャル・ライブコマーストレンドに続き、第4世代の道を開くコマースが続々と登場している。「実際の購入者のリアルなレビュー=合理的な購入経験」を提供する一方で、ライク・コマース(推薦・評価・好みなどに基づいて販売・購入する)なども新たなに登場し、注目されている。

今の時代では、レビューがすなわち売り上げに繋がる。実際に購入者の経験を反映したレビューは、潜在購入者にとって購入決定の際の重要な要素となる。

リアルな「映像」コンテンツを活用して第4世代コマースをリードする企業がある。インデントコーポレーションが運営する「Vレビュー」だ。独自特許技術である人工知能(AI)チャットボックスを通じて、購入者の動画レビューを収集し、これをオンラインショッピングモールに自動アップロードするワンストッププラットフォームだ。

先月、レビューコマースに特化した映像のレビュープラットフォーム「スプレー」が発売された。スプレーは映像レビューによるSNS形式のサービスを提供する。

SNSを見るように映像レビューを見ながら、好みや状況によって希望する製品を自然な形で発見し、購買につながるように導く。レビューコマースから「発見型コマース」まで領域を拡張している。

最近、トレンドに浮上しているライク・コマースは、消費者の好みに基づく「いいね」や、こうした好意的な反応から販売と購入という行動に結び付ける構造だ。

昨年下半期、韓国初のライブコマースサービスを開始した「イゴオッテ(これどう?)」は、独自のアプリを通じて利用者が友だちや知人と手軽に商品を共有し、オススメできるように整備されている。また、特典対象を広げ、商品のオススメをした利用者には販売インセンティブを、購入した利用者にはポイントを提供する。

インフルエンサーコマースプラットフォーム「ホット」も新しいライク・コマースプラットフォームとして浮上している。ホットは、中間の流通をなくし、生産者と消費者を連結するC2M(Customer to Manufacturer)プラットフォームだ。

インフルエンサーの実用コンテンツを基に製品を販売する。製品レビューを基に入荷製品を選別し、自主的に商品企画から制作・流通まで手掛けることができる。

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