韓国最大のオンライン小売業者「クーパン」はこのほど、自社ブランド(PB)専門子会社「シーピーエルビー」(CPLB)に協力した中小メーカーの売り上げが、2019年から昨年までの3年間で500%近く増えたと発表した。クーパンと協力する中小メーカーの数も同期間150%以上増え、従業員の雇用も大幅に増加したという。
中小メーカー「スイートバランス」は、クーパンのヒット商品「コムコムサラダ」を2020年8月から製造し、最近、販売額60億ウォンを達成したという。スイートバランスはクーパンと協力した後、従業員と設備投資を大幅に増やした。65坪だった製造工場は最近1700坪規模に成長し、以前40人だった従業員は現在200人に増えた。
クーパンは最近、同社と協力してPB商品を作った中小メーカーを対象にクーパン納品前後の雇用人員の変化を調査した。その結果、雇用人数は計1万4000人から1万6000人に14%以上増えた。
クーパンは2019年、初のPB商品発売後、全国各地の中小メーカーと大々的に協業してきた。現在、中小メーカー各社は、クーパンPB商品の売上の80%を占めている。食品のコムコムとペット食品のタムサのような14のブランドを運営するCPLBのパートナー会社10社のうち9社はすべて中小メーカーだ。消費者がクーパンPB商品を購入すれば、この中小メーカー各社の売り上げや雇用の増大に貢献するわけだ。
©NEWSIS