韓国で3年ぶりにソーシャルディスタンスのないクリスマスイブの24日午後、ソウルの都心は活気に満ちていた。氷点下の天気にもかかわらず、クリスマスの雰囲気を満喫しようと市民らが夜の街を埋め尽くした。
新型コロナウイルス感染の直撃弾を受け、閑散としていたソウル・明洞(ミョンドン)は久しぶりににぎわった。明洞聖堂は24日午後、ミサに出席するための市民でごった返した。
一方、雑踏事故が起きたソウル市龍山区(ヨンサング)の梨泰院(イテウォン)の街は閑散としていた。駅周辺の商店は、書き入れ時なのにがらんとしていた。
さまざまな装飾品が彩られていた店も訪ねる客がなく、静かだった。30年間、この店を経営してきた男性は「事故が起きたので打撃はある。でも時間が経てば状況は変わるだろう」と話していた。
四柱推命タロット店の経営者は「年末には新年の運勢を占う予約客がいる。でも今週は計3組だけ」とため息をついた。
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