新型コロナウイルス感染で始まったキャンプの熱気が続いている。韓国キャンピング人口が昨年すでに700万人を突破し、2008年には700億ウォンに過ぎなかった国内キャンピング市場規模も昨年は6兆3000億ウォン台まで急成長した。
最近、ソーシャルディスタンスと屋外でのマスク着用全面解除、エンデミック(風土病)への期待から、キャンプに対する関心はさらに高まっている。流通業界もキャンプ用品を強化し、関連プロモーションとコラボを進めるなど繁忙期の攻略に力を入れている。
キッチン生活用品企業「コマックス(Komax)」は2020年上半期から多彩なキャンピング用品を販売してきた。ベージュ、カーキなどのアースカラー(Earth Color)を使ったアイスタンク(ミリタリーグリーン)の発売をはじめ、昨年はキャンプボックス、キャンプ水筒、携帯用キャンプ水筒(700ミリリットル)、コマックスキャンプ食器セットを販売した。
コマックスはキャンプをより便利に楽しめる機能を加えた製品も続々と発売した。2020年に一般的なキャンピングボックスと一緒に使用後に折りたたんで保管できる「フォールディングキャンピングボックス56リットル」を、2022年にはコンパクトな容量とデザインを適用した「アイスタンク(ミリタリーグリーン)14リットル」だ。
ザイグル(Zaigle)はキャンプ場で使いやすい「ステン料理ドーム」を販売した。グリドルを覆って調理する方式が使われている。屋外での衛生的な使用はもちろん、オーブン料理も可能である。油はね現象を防止し、ステンレス材質でできているため洗浄が簡単だ。
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