
ソウル市内の区役所に勤める20代の男性公務員がキャバクラでライブ配信し、問題となっている。職員向けの福利厚生ポイントを現金化し、遊興費に充てていたことも明らかになり、区役所が調査を始めた。
韓国の放送局JTBCの報道によると、男性はキャバクラでホステスに「自分の職業を当ててみて」と尋ね、「まじめそうに見えませんか」と話しかけた。ホステスが「金融業者ですか?」と答えると、「私は公務員ですよ」と職業を明かした。
その後、視聴者から「市民苦情受け付け掲示板に通報した」とのコメントが寄せられたが、男性はさらに大胆な行動に出た。「公務員向けの福利厚生ポイントを利用して文化商品券を購入し、それを現金化した」と自慢げに語ったのだ。
さらに、女性視聴者に対して「早くタクシーで来て、一緒にお酒を飲もう。ここにウイスキーがあるよ」と誘う様子も配信された。
男性は「酔っていて誤って配信してしまった」と釈明しつつも、「ナンパしろとあおった視聴者から通報されたのは納得がいかない。裏切られた」と不満を漏らした。また、福利厚生ポイントの使用については「制度の範囲内で利用しているだけで不正とは言えない」と述べた。
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