韓国のキムチブランド、大象(テサン)の「宗家(チョンガ)キムチ」がソウル市城東(ソンドン)区で開いたポップアップストア「キムチブラストソウル2023」が人気を集めた。ハングルの日(9日)には1000人を超えた。
店内に流れるのは酸っぱいキムチの匂いではなく躍動的な歌声だ。随所に案内係がおり、客は説明を聞きながらうなずいている。
今回のポップアップ店で客をとりこにしているのは、キムチを新たに解釈して表現した映像と展示物。我々がよく知っているキムチとは違う。
映像ゾーンでは、宗家のアンバサダーを務めるグループ「SEVENTEEN(セブンティーン)」のホシがで画面から宗家の魅力やビジョンを紹介した。ホシは海外公演にキムチを持参し、ケーキと一緒に食べるほどのキムチ愛好家だ。
壁面を埋め尽くしたグラビアにはオープン初日に訪問したホシの直筆サインが刻まれていた。Carat(SEVENTEENのファンダム)はこうした展示の撮影に余念がなかった。
ファンは「初日に来たかったが、待つのが長すぎて今日やっと入れた。宗家キムチは伝統的な食べ物だと思っていたが、来てみると若い感じがした」と笑みを浮かべた。
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