カンボジアの首都プノンペン近郊で今月6日、30代の韓国人女性の遺体が見つかる事件があり、現地の検察は13日、30代の中国人夫婦を殺人罪で起訴した。AFP通信などが伝えた。
現地メディアによると、被害者はインターネット放送司会者(BJ)、ピョン・アヨンさん(33)という。
報道によると、カンダル州の工事現場で6日、赤い布に包まれた女性の遺体が水たまりに捨てられた状態で見つかった。現地警察は赤い布に付着した指紋から中国人夫婦を割り出し、死体遺棄などの容疑で逮捕した。
中国人夫婦は現地で病院を運営しているという。夫婦は「アヨンさんが今月4日、病院で抗体注射を受けて発作を起こし、死亡した。死体を遺棄した」などと供述している。遺体には激しく殴られた跡があったといい、検察は殺人罪を適用した。
ピョン・アヨンさんはユーチューブなどで「BJアヨン」として活動し、アフリカTVの登録者16万人、インスタグラムのフォロワー25万人を持つ有名インフルエンサーだった。今年3月、自身のSNSに「BJとしての活動を清算し、当分の間、一般人として生きようと思う」というメッセージを載せ、活動を中断していた。
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