
カナダの国防調達を担当するスティーブン・ファー国務長官(防衛調達担当)が今週、韓国を訪問する。滞在中、ハンファオーシャンの巨済造船所を訪れ、生産設備や運営状況を視察する予定で、現地では3600トン級潜水艦「蔣英実」への乗艦も調整されているという。
フュア国務相はこのほか、慶尚南道昌原(チャンウォン)市に拠点を置くハンファエアロスペースや現代ロテムなど、防衛関連企業も訪問するとみられる。
業界は、カナダ海軍の次期潜水艦導入事業「CPSP」を控え、カナダ政府高官の相次ぐ訪韓に注目している。2025年にはカーニー首相やメラニー・ジョリー産業相が巨済造船所を訪れ、2026年1月にはオンタリオ州の経済開発担当も同事業場を視察した。
CPSPは、3000トン級潜水艦を最大12隻導入する大型プロジェクトで、維持・整備費を含めた総事業費は約60兆ウォンに上る。現在、ハンファオーシャンとHD現代重工業による韓国の「ワンチーム」と、ドイツの造船グループ企業「ティッセンクルップ・マリン・システムズ(TKMS)」が最終候補に残り、激しい競争を繰り広げている。最終提案書は3月初めに提出され、結果は6月に判明する見通しだ。
韓国側も政府と産業界が連携し、受注獲得へ総力を挙げている。最近ではカン・フンシク(姜勲植)大統領秘書室長を団長とする防衛産業特使団がカナダを訪問し、キム・ドングァン(⾦東官)ハンファグループ副会長や、チョン・ウィソン(鄭義宣)現代自動車グループ会長らも同行し、後押しした。
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