韓国のIT大手カカオは4日、ソウル市庁で「ソウルアリーナ」に関する「民間投資事業」の実施協約を締結した。「ソウルアリーナ」はソウル市とともに手掛ける韓国初のK-POP公演会場。協約締結により設立事業が軌道に乗った。
カカオは、運営・メンテナンスなどを担当する特殊目的法人に出資し、代表出資者として事業に参加する計画。ソウル市が敷地を提供、民間資本3120億ウォンが投入され、完成後30年間、カカオがソウルアリーナの運営やメンテナンスを担う。
ソウルアリーナは、倉洞(チャンドン)駅近くの約5万平方メートルの敷地に建設される。延べ面積11万9096平方メートル(地下2階 地上6階)。公演会場や映画館、商業施設などが併設された複合文化施設で、2025年10月竣工が目標。
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