韓国ネット大手のカカオが昨年、資産総額を12兆ウォン以上増やしたことがわかった。情報技術(IT)業界のライバルであるネイバーの2倍の水準となる。
公正取引委員会によると、カカオの資産総額は今年、32兆2160ウォンで、昨年(19兆9520億ウォン)より12兆2640億ウォン、38%増やした。同期間、ネイバーの資産総額は19兆2200ウォンで、5兆6360億ウォン(29.3%)増だ。
これにより、これら企業の総資産規模は10兆ウォンを超える「相互出資制限企業集団」に含まれる。相互出資制限企業集団は47社ある。
カカオの財界での序列は斗山(トゥサン)、LSなどを抜いて前年比3ランク上がった15位。ネイバーは5ランク上昇した22位となった。
カカオの資産総額が大幅に増加したのは、カカオバンク、カカオペイが昨年、企業公開(IPO)をし、公募資金が流入したためだ。カカオ系列会社のカカオバンクとカカオペイは、それぞれ昨年8月と11月、有価証券市場に上場している。
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