
韓国のイ・ジェミョン(李在明)大統領は6月19日、自身のフェイスブックで、国政企画委員会が開設した新たなオンライン国民対話プラットフォームを紹介し、「この空間が国民の意思を国政運営の中心に据え、国民参加が『本当の変化』へとつながることを期待する」と述べた。
このプラットフォームは仮称「イ・ジェミョン大統領に望む」で、憲法に基づく国民主権の原則を実現するために設けられた。大統領は「これまでの陳情窓口を超え、国民が直接政策を提案し、自由に議論することで、イ・ジェミョン政権と共に実質的な変化を生み出す直接民主主義の場になる」とし、経済、社会、政治、外交、文化など日常や未来に関わる全分野で自由に意見を出してほしいと呼びかけた。
また「このプラットフォームの名称も国民と一緒に決めたい」として、7月23日まで広く名称のアイデアを募集すると明かした。
国政企画委員会によると、プラットフォームは前日の開設から2日間で計1万200件以上の政策提案が寄せられた。これらの提案は、国政企画委員会内の国民主権委員会が審査し、国政課題としての採用を検討する。
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