韓国ドラッグストア大手CJオリーブヤングは27日まで、ソウル市麻浦(マポ)区延南(ヨンナム)洞にある複合文化施設「ヨンナムバンアッガン」でクリーンビューティーポップアップストアをオープンすると明かした。
オリーブヤングが独自キャンペーンを、店舗ではない外部施設で展開するのは今回が初めて。
クリーンビューティーポップアップストアは「私・地球・動物を守る優しい力、思いやりハウス」をコンセプトに設置された。環境とともに生きるためのオリーブヤングのエコな努力を多彩に体験できる。
化粧品購入に環境や倫理観を配慮するクリーンビューティーの実践的な意味を込め、ポップアップストアの入場チケットを化粧品の空きボトルの持参に置き換えた。また、使用済みのプラスチックボトルを、ポップアップストア1階にある「ビューティーサイクル」回収ボックスに寄付すれば入場できる。
ビューティーサイクルは、オリーブヤングが昨年から展開してきた参加型の化粧品ボトル回収キャンペーン。昨年、このキャンペーンによって回収されたボトルを「アップサイクル」した、韓国ヴィジュアルアーティスト275Cのアートワーク展示も見ることができる。ボトルを持参した来場客のほか、オリーブヤングのメンバーシップ会員も入場することができる。
クリーンビューティーの代表ブランドを見ることのできるスペースから、メディアアート展示、フォトゾーンやゲームなど、幅広く体験できる要素を展開している。今回のポップアップストアでは▽グーダル(goodal)▽ラウンドラボ(ROUND LAB)▽ラウンドアラウンド(ROUND A’ROUND)▽アヌア(ANUA)▽ザラボバイブランドゥ(THE LAB by blanc doux)▽トリデン(Torriden)▽アビブ(Abib)――など7つのブランドが参加する。
オリーブヤングは、ターゲットを倫理的な消費を重視するMZ世代に、そしてクリーンビューティーポップアップストアの開催場所にはヨンナムバンアッガンを選んだ。延南洞は京義線(キョンイソン)「森の道」が建設される際に誕生した街であり、若者の流動人口が多く、最近ではファッション・ビューティー業界の注目を集める場所だ。
2020年、業界初の「オリーブヤングクリーンビューティー」という独自の基準を確立したオリーブヤングは、クリーンビューティーキャンペーンを通じて成分や環境、倫理的な消費に配慮したブランドと商品を紹介し続けてきた。実際に、オリーブヤングのクリーンビューティー選定商品は、昨年発売からわずか1年で売上を40%ほど伸ばし、2021年末の売上額は1000億ウォン台の大型カテゴリーに成長した。
オリーブヤングはクリーンビューティーポップアップストアを訪れた来場客全員に、全国の店舗で使用できる6000ウォンの割引クーポンを提供する。また、アンケート調査に協力した来場客には「化粧品リサイクルキット」を、メンバーシップ会員には「スペシャルギフト」を先着順にプレゼントする。
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